リレープロット作成ゲーム!!!!
サークル仲間でやりたいゲームをちょっと思いついたので書きます!
次の旅行でやろうな!!!!
プレイヤー人数
4人で想定してます。私の所属しているサークルは4人なので。
ゲームの流れ
①起・承・転・結と書かれた4枚のカードを配るなり、阿弥陀クジなりして4人のプレイヤーに起承転結どこを書かせるか決めます。
②『結』を引いたプレイヤーは自分の書きたいシーンを思い浮かべて他の3人に発表します。
③他の3人で、そのシーンにたどり着けるようにプロットを書きます。(実際の文章を書くわけではない)
※書く順番は、起→承→転の順です。ただし、細かく『起』の人は起の部分だけとかしなくてもいいと思います。
※登場させる人物は『結』の人が指定します。指定されたキャラ以外を使うことも可能です。
④3人が書いたプロットを『結』の人が読んで、点数をつけます。
満足→1人30点
納得→1人20点
妥協→1人10点
不満→1人0点
とかパッと思いつきましたが、ここら辺は適当に。点数に不満があれば適宜講義しましょう。(要求が無茶すぎるとか)
⑤3人で、今回のMVPを決めます。その人に加点します。上の点数配分なら5点追加とかが無難かもしれない。
⑥『結』の人を交代し、②〜⑤を繰り返します。合計得点の多かった人が勝利!!!!
結局何が目的のゲームなの?
・起承転の人たちで『結』の人を満足させる
見方によっては『結』がクライアントで、他の人たちがその人の要望を叶えてあげるゲームと考えることもできます。
ミッション遂行型のボードゲーム感覚です。
・沢山の話を考える
小説書くとき一番大変なのは実際に文章を書いている時だと思います。プロット立ててる時が一番楽しいんです。
だから、その楽しい部分だけ味わってしまおうという算段です。
・他人からアイデアをもらう
あるあるだと思うんですけど、書きたいシーンはあるけどそれを書くまでの過程を考えるのが面倒。
みんなで考えてさっさと書き始めて、次の同人誌即売会に出ような。
具体例
最近プロット作った話を題材にこのゲームをプレイしてるっぽくします。
最近プロット作ったやつ→https://kakuyomu.jp/works/1177354054890685030
①起承転結決める。
②『結』が要望を出す。
1.使いたい台詞とかシーン
「私は今、きっと緋色の時を生きている」という台詞を、卓球の試合中に使わせたい。
2.指定する登場人物
内原緋色……中1女子・卓球部
常盤紡金……中1女子・卓球部
③その他3人でプロットを書く。
『起』→「緋色の時って色的になんかに熱中してるとかそういう意味っぽそう。だから、主人公の内原緋色の性格は真逆で書き始めよう 」
1.内原緋色は根暗な中1女子。特に趣味もなく、無色透明な小学校生活を送っていた。部活動はどこでもいいので、中学でできた新しい友達、常盤紡金につられて卓球部に入ることになった。
『承』→「『転』で性格を逆転させて『結』に持ってくるのが綺麗そうだから、承はそれまでのダラダラと無意味に練習する姿とか書いておこう」
2.卓球部に入ったはいいが、内原緋色の才能は開花しなかった。もともと運動が得意じゃなかったこともあり、練習すればするほど常盤紡金との実力は離れていくばかりだった。
『転』→「ここで燃やすしかない。内原緋色になんか頑張らせるきっかけを作ろう。でも、このままだと書きにくいから、新キャラ投入だ」
3.実は内原緋色には好きな人がいて、その人と常盤紡金が楽しそうに練習していると事を見てしまう。そこで、自分も頑張って強くならないと好きな人が取られてしまうのではないかと思い、練習に励み出す。彼女の中学校生活は、これまでの無色透明なものから、努力に満ち溢れた灼熱なものになるのだった。
4.私は今、きっと緋色の時を生きている。
④『結』の人が採点する。
「結構いいんじゃない? ただ、いきなり新キャラ出してちょっとそこは戸惑ったかな。だから納得で1人20点」
起→20点
承→20点
転→20点
結→0点
⑤3人で話し合ってMVPを決める。
「『転』のせいで点数引かれたんだが??」
「それを見越して『起』で新キャラ出しといてくれ」
「正直むずかった」
「消去法で『承』がMVPって事でいい?」
「おっけ」
起→20点
承→25点
転→20点
結→0点
⑥次の人に『結』を交代
「さっき『起』だった人が『結』にしとくか」
終わりに
4人集まったらやってみてくれよな! 感想を送られても困るけど!!!!